「ケトジェニック」 できる!一日の炭水化物摂取量

<ケトン体ダイエットとは>       

アメリカのアトキンス博士が提唱したダイエット方です。
普段の食事から炭水化物を極端に減らすことで、血糖値及びインシュリンを
コントロールすることによって、減量や体質改善を狙うダイエット方法です。




日々の食事から炭水化物を極端に減らした場合、体内ではブドウ糖が
作られなくなり、血中から無くなってしまうため、その代わりのエネルギー源として、
体内の脂肪を分解した「ケトン体」
が使用され始めます。

そのように、体内のブドウ糖の代替えにケトン体を用い、エネルギーとして
使われている状態を「ケトーシス」と呼びます。

糖の代わりに、脂肪が分解されてできたケトン体をエネルギーとして使う、
ダイエットのことをケトジェニックダイエットと呼びます。

糖質を制限し、体内脂肪から 燃焼しやすい「ケトーシス」状態を作り出し、、
脂肪のみを効率良く燃やすという理論です。

※ ブドウ糖を分解してできるエネルギーは1gに付/ 2kcalですが
  脂肪・タンパク質などを燃焼して得られるエネルギーは 9kcal
4倍の熱効率になりメラメラ燃焼します。→ 痩せる と言う原理です。



<ケトン体ダイエットの方法>

<第一段階>

設定した目標体重に達するまでの間は、1日の炭水化物の量を、
  1日の摂取カロリーの5%に抑えます。

「1日に2000kcal摂取をしてるなら、炭水化物の摂取量は100kcal(25g)以内
「1日に1600kcal摂取をしてるなら、炭水化物の摂取量は80kcal(20g)以内

この制限を続けることで、体脂肪がエネルギー源として燃焼される、「ケトシース状態」となりますから、この炭水化物制限を目標体重になるまで続けてください。

<第二段階>

1日の摂取カロリーに占める炭水化物のカロリーの割合を、
  1週間に1%ずつ増やしていきます。
  (※この増加は20%までです、それ以上は増やさないでください。)

「第二段階の一週目は、炭水化物のカロリーを6%以内にします。
(1日2000kcal摂取してれば120kcalまで)」
「第2段階の二週目は、炭水化物のカロリーを7%以内にします。
(1日2000kcal摂取してれば140kcalまで)」
「第2段階の三週目は、炭水化物のカロリーを8%以内にします。
(1日2000kcal摂取してれば160kcalまで)」

このように増やしていきますが、最終的に20%は超えないようにし、
※ 自分の体にあった炭水化物摂取量を見つけてください。


<デメリットや副作用>

ケトン体ダイエットは確かにやせます。
特に体重がより重い人なら、ケトン体ダイエットの効果は
<目を見張るもの> があるでしょう。
ただし、健康面で注意する事柄がありますので、その説明もしていきます。

1.糖尿病で薬を処方されていたり、既に何らかの生活習慣病で通院している方は、
医師と相談をして下さい。

2.ケトン体ダイエットを続けていると、頭痛や下痢などの、低炭水化物とによる
副作用がでる場合があります。 その場合は無理せず中止してください

3.急激に脂肪が分解され、ケトン体が生成されことにより、内臓に負担がかかる場合があります。
※ 水分をできるだけ多く摂取して、ケトン体での排出物を残さないようにして下さい。

4.体臭や口臭が気になる場合があったり、低炭水化物状態のせいで、気持ちが不安定になる場合があります。(ケトン臭が出ることが多いです 我慢しどころですが・・・)

全く支障のない場合もありますが、無理せずに症状が出た場合は
他のダイエットに切り替え、様子を見てください。